自己分析で得手不得手を明確にすることが大事

IT業界で働く場合に限った話ではありませんが、自己分析して得手不得手を知ることは非常に大事です。不得手な分野であっても努力次第で結果を出すことは十分可能ではあるものの、不得手なところをフォローするよりも得意なところを伸ばすようにする方が、結果につながりやすいでしょう。
もちろん、得意とする分野とやりたいことが一致するとは限りませんが、それでもまずは得手不得手を知った上で将来の道を選ぶようにしたいところです。

自己分析をせず得手不得手がはっきりとしていない場合、不得手な分野の方を選んでしまう可能性は十分にあります。
IT業界の場合、プログラマーなどの専門職と比べると管理職の方が給料が高め、かつ実績も評価されやすいので管理職を目指すエンジニアも珍しくはありません。
しかし、専門職の適性はあっても管理職の適性があまりない場合、管理職を目指した結果苦労することも十分にあり得ます。どのような道を選ぶにせよ、自らの得意としていることを活かせるように意識するのが基本です。

IT業界を志望している場合や、IT業界で働き始めて間もない場合は、しっかり自己分析を行って自らについて深く知るようにしてください。自らのことは自分自身が一番よく知っていると感じられるかもしれませんが、自らの得手不得手を自己分析なしにくわしく知ることは相当に困難です。
エンジニアとして長く活躍し続けるためには、自己分析に取り組み自らの得手不得手をはっきりさせることが欠かせません。